伊佐須美神社

神社仏閣

2000年の歴史を誇り、延喜式内社で名神大社に記されるなど古くから信仰の対象となった神社です。
当初は会津高原の天津嶽の山頂に鎮座していたとされ、博士山、明神ヶ岳と移転を繰り返し、欽明天皇13年(522)に高田南原の地に遷り、同21年(530)に現在地に遷座されました。

祭神である大毘古命(オオヒコノミコト)と建沼河別命(タケヌナカワワケノミコト)が相合ったため相津(会津)という地名が起こったとの伝説もあり会津総鎮守、奥州二宮、岩代一宮にもなっています。
歴代領主からも崇敬され、室町時代後期に芦名盛安から寄進された神輿は国重要文化財に指定されている他、会津藩の保科家の崇敬社となり数多くの社宝があります。

御田植祭は日本三田植に数えられ催馬楽、獅子追い、田植人形、など古来から伝わるもので福島県最古の形式を伝えています。

スポットデータ

住所 福島県大沼郡会津高田町宮林甲4377
地図
連絡先 伊佐須美神社 社務所
TEL / FAX TEL:0242-54-5050
/ FAX:0242-54-5052
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見どころ

薄墨桜

薄墨桜は伊佐須美神社の御神木と伝えられており、花は八重にして一重も交わり、咲き始めは薄墨を含んだ白色から次第に紅色を帯び、終わりには中心部が濃い紅色となります。
特筆すべきは花の香りで、「香りの薄墨桜」と称されており、開花すると神社境内は桜の香りに満ち溢れ訪れた参拝客を魅了します。

見頃:4月末~5月初旬

宝物殿

国重要文化財に指定された朱漆金銅装神輿(しゅうるしこんどうそうしんよ)など、多数の宝物が収蔵展示されています。

拝観料:大人300円 子供150円

天海大僧正御手植檜

伊佐須美神社本殿の東側にあり、天海大僧正が永禄元年(1558)に植えたと伝えられています。
幹周4m以上の大樹で、福島県緑の文化財に指定されています。