本郷に来て不思議だなって思ったことのひとつ、それは『』です!
なんだか他の地域の蔵と違うな~・・・と思っていたのですが、最近やっと気付きました!

それは・・・

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土蔵窓が低いのです!!!

一般的な蔵の窓は低くてもこのくらい。
(こちらの蔵も本郷にあります)

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昔の職人さんは陶器を蔵の中で作っていたそうです。

窓が低い理由の一つは「明り」。
座ってのお仕事なので、明りを多く入れるために窓が多く、手元に明りが当たるように窓が低いそうなのです。

そしてもう一つの理由は「荷物を出すため」。
作成した陶器を窓から出して運んでいた為、運びやすいように窓が低いそうです。

昔の人の知恵ですね!

写真の蔵は『玉山窯』さんの蔵です。
玉山窯』さんの蔵の隣には素敵な小川が流れています。

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これがまた蔵と合うのです!

本郷を歩いているとこういった、窓の低い土壁の蔵が点在しています。
窓の低い土壁の蔵があるお家は、昔窯元だった所が多いそうです。

そういった視点から本郷の町を歩いてみるのも楽しいですよ~
一味違った魅力を感じられます。

Published On: 2010年10月4日Categories: 会津本郷焼情報Tags: ,

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