- 雪のチラつく本郷の週末。
先週末の土曜日、「会津の伝統工芸を学ぶ講座受講生」の方々を対象に
本郷のまちをご案内いたしました!
今日はその様子をレポート^^!
今回は、伝統工芸を学ぶ男女、総勢約30名
最年少20代~最年長は80歳まで!
そんな皆さんを対象にした「会津本郷焼産地のまちあるきツアー」を実施いたしました!
参加者の皆さん、
寒い中、ご足労いただきまして大変ありがとうございました;;!
普段はなかなか見ることのない「冬の本郷」に触れていただける良い機会となっておりましたら幸いです(..)))♪
さあ!この日のスタート。
まずは、窯の美里いわたて隣に位置します
本郷インフォメーションセンター2階の「会津本郷焼資料館」にて本郷焼入門を!
ご用意したお手製テキストと、資料館の実物をもとに簡単なやきもの入門!
主に「陶器」と「磁器」の違いについて学びます。
それもそのはず・・・
今回のツアーでは
【陶祖(とうそ)コース】と【磁祖(じそ)コース】の二手に分かれて出発!
なぜなら・・・
会津本郷焼産地は、全国でも珍しい
やきものの原料「粘土」と「陶石」の両方が採れる産地!
もちろん、それぞれの産業が育むきっかけとなった
「陶器の偉業・功労者」=【陶祖】
「磁器の偉業・功労者」=【磁祖】
も存在するのです^^◎
それら陶器(陶祖)/磁器(磁祖)をテーマに
それぞれのテーマ、それぞれを扱う窯元さんを巡る、というコースを設けて
ご案内をした、というわけです◎♪
陶祖コースは徒歩にて!「的場粘土採土跡地」散策を
磁祖コースはバスにて!「大久保陶石採石場」をそれぞれ見学!
案内役には、会津本郷焼事業協同組合の事務局長さんもご同席^^バスガイドさんのよう♪
また、窯元めぐりでもとっても勉強熱心な皆さん!
たくさんの感嘆の声、ご感想の言葉。
窯元さんへも積極的にご質問されていました◎
こちらは、【磁祖コース】。流紋焼さんでの一コマ。
作業工程ひとつひとつにみなさん興味津々です!
なんと、窯の中に入れさせていただく!という一面も(゜U゜)!
こうやって見てみると不思議な光景ですが…笑
貴重な体験ですね!
徒歩の【陶祖コース】では
「町のいたるところにこっそり隠れるやきものにも注目してみてくださいね♪」
の一言をきっかけに、たくさんのちいさな発見もしていただきました♪
(街灯に用いられた本郷焼をのぞく参加者)
コースの途中に立ち寄った『窯の美里いわたて』でも
多種多様な窯元の作風を研究!
思わず欲しくなってしまうものも多数ですよね^^
講習後、いわたてでお買いものやお食事された方もチラホラ♪
買い物心もくすぐられつつ、
肝心の講習の締めにも向かいます!
今回、
【陶祖(とうそ)コース】と
【磁祖(じそ)コース】を
ご用意して行ったこの講座。
最後には、本郷焼それぞれの
「陶器の偉業・功労者」=【陶祖】水野源左衛門
「磁器の偉業・功労者」=【磁祖】佐藤伊兵衛
を祀る『陶祖廟』に集合してこのツアーの締めくくりとしました!
ここでも、会津本郷焼事業協同組合の事務局長さんからお話しをいただき、
本郷焼とその産地の理解・興味につなげていただきました!
通常は毎年9月に行われる『陶祖祭』でしかお目見えすることのない祖たちの像。
雪の中で拝見するその景色にはまた違った赴きと厳かさを感じるものでした。。
ただただ、観光するだけではなく、
陶芸体験ともまた一味違った、この「まちあるき」。
今後も本郷のまちを、本郷焼を、
十二分に興味を持っていただけるよう、楽しんでいただけるよう
企画・実施していきたいと思います^^!
参加者の皆さん、ご協力いただきました関係者の皆さん、
ありがとうございました◎
今後とも、ご注目くださいね♪