「福光にんにく」についてよくお問い合わせがあります。

「福光にんにく」は会津美里町の福光というところで昔から栽培していたちょっと変わったニンニクです。

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ほら、変わっていますでしょ!
見た目は赤いので、普通のニンニクとはすぐに区別がつきます。

このニンニクですが、色が赤いだけではありません。

ニンニクといえば独特の香りが特徴なわけですが、
福光にんにくの場合、普通のニンニクと比べて香りが強烈です。
家の密封空間だとすぐににおいが充満するくらい!

そして味。
すごく濃厚でおいしいと評判です。
地元だと、普通のニンニクではなく福光にんにくの方が人気があるようです。

この「福光にんにく」ですが、
福光地区の土地に合った野菜です。
ニンニクを栽培するためには肥沃で水はけがよく保水性がある畑である必要があります。

まさに手を加えなくともこのような土壌なのが福光地区の土壌なのです。
会津美里町を探しても「福光にんにく」を栽培しているのは福光地区を初めとして一部の地域に限られます。
福光の土壌が培ったおいしいニンニク。
これこそが福光にんにくなのです。

球根を自家採取して、それをまた植えて増やして、それを自家採取して・・・。
歴史は長そうなのですが、いつごろから栽培されていたかというのはよくわかっていません。
地元の人に聞いても「昔からつくっていたよ」という感じです。

このニンニク、あまり存在が知られていません。
会津美里町民でも「福光にんにく」の存在を知らない人がたくさんいます。
いつごろから「福光にんにく」と呼ばれるようになったのかもよくわかりません。

手広くたくさんはつくっていません。
地元で自分たちが食すために栽培してきたのが「福光にんにく」。
地元でも一部の直売所でのみ流通しているくらい。

これぞまさに隠れた逸材です。

yh

Published On: 2012年7月9日Categories: おいしい美里Tags: , ,

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