会津唯一の三重の塔で知られる法用寺は、養老4年(720)徳道上人によって創建された天台宗の古刹で、仏都会津の礎を築いた徳一大師によって再興されております。
堂内には、国指定重要文化財の木造金剛力士像が安置されているほか、境内にある「子安地蔵堂」は、日光の大悲閣から5年の月日をかけて運んで、子安地蔵を安置しております。この堂内の格子天井や柱、梁間の色彩は日光を思わせるものがあり、外面に彫刻してある十二支の姿態は、各方位を向いております。
新緑に佇む三重の塔の季節になりました。この機会に、是非お越し下さい。
【画像は子安地蔵堂内天井】