全国の武将の家紋入りの陶磁器(湯呑み茶碗)を閑山窯さんで制作し、その一部が会津本郷焼の直売所である「いわたて」さんに並んでいるという事で、取材に行ってきました。
閑山窯さんで、この作品を制作するようになったきっかけは、平成20年に会津美里町観光協会調査研究委員会さんからの提案により、国指定史跡の「向羽黒山城」と、その城主であった葦名盛氏の顕彰から、本郷焼きでの「葦名グッズ」の制作依頼があり、葦名家家紋(丸に三つ引き両)入り陶磁器の試作が始まったそうです。
香炉、燭台(しょくだい)、陶器ランプ、抹茶碗(茶器類)、花瓶、湯呑み、皿、等々が次々と制作が成され、その一部は、本郷インフォメーションセンターに展示されています。
ぜひ、皆さんもご覧になってはいかがでしょうか。
例年5月の最終日曜日には、会津に茶道文化をもたらしたこの盛氏を偲び、「炎の郷・向羽黒山城跡ふれあい茶会」が開催され、本郷の窯元による茶道具の新作が発表展示されます。