<西勝の彼岸獅子について>
西勝の彼岸獅子は三匹獅子舞(太夫獅子・雄獅子・雌獅子)で、舞は代々西勝の長男のみに受け継がれてきました。
この由緒は様々に伝えられていますが、西勝は寛永三年(1626)古屋敷で大火があり、全村焼失して現地に移住してきたといわれています。
また寛政十年(1798)頃に悪疫の流行によって人口が半減し「手余田多く、若人甚だしく減る」と高辻帳に見えています。
こうした悲惨な状況が、多くの死者の霊を慰め、悪疫退散と五穀豊穣・家内安全を祈願し、いくらかの犠牲を払っても村人に勇気と心の支えを与えるため、再興の悲願をかけてこの獅子舞を興したといわれています。
<日程>
平成25年3月20日(水)
午前8時 公民館集合
午前9時30分 竹原部落
午前10時 伊佐須美神社
午前10時30分 楢葉町被災地住宅
午前11時20分~ 西勝部落