東京・吉祥寺のマルシェ。
なかなか売りにくかった商品がいくつかあります。

その代表格が「葉たまねぎ」。
r0015032

お客さんを観察していると、どうも素通りしてしまいます。
なかなか売れません。
ぱっと見、ネギで地味ですからね。
中には玉ネギと勘違いされるお客様も。
タマネギの球根がでかくならないうちに収穫するのが葉タマネギなので間違いではないのですが・・・。
東京では認知度はあまりないようです。
会津地方ではごくごく普通に食されている美味しい春の野菜なのですけどね。

まれにお客さんの中に葉タマネギを知っている方がいて、
そういう人は喜んで買って行かれました。
そのお客さんの話だと東京ではあまり流通していないとのこと。
千葉県産が年間通してごくわずかの時期に流通するらしいです。

とにかく興味を持っていただくことが肝心。
そこで、野菜の品定めをしている方がいたら、積極的に葉タマネギをおすすめするようにしました。

「球根も葉の部分もすべて食せます」
「ネギほど薬味が強くないです」
「生で食せます」
「サラダにすると最高です」
「炒め物もいいですね」
こんなかんじで紹介していると、だんだんお客さんも興味を持ってきます。
紹介したお客さんには結構な割合で購入していただきました。

こういう会話を通じて物を売ることができるのはマルシェの一番のいいところかだと実感しました。

Published On: 2012年6月8日Categories: お知らせTags: , , ,

記事のシェアはこちらから!