震災から2ヶ月以上が経過した今、この焼き物の郷、会津本郷でも震災復興に向けて新たな動きが見られました。
その様子は福島民報新聞や情報番組「ひるおび!」でも紹介されています。

震災の被害を受け、浜通りの浪江町から避難してきた大堀相馬焼の竹鳳窯八代目・吉田忠利さん。

慣れない地でこれから始まる生活。
自分は、家族はどうなってしまうのだろうと不安を抱き続ける毎日。

しかし産地・窯元を離れても、吉田さんはやはり
「自分にはこの道しかない」
と考え
会津本郷焼の窯元・流紋焼を訪ねました。

流紋焼の代表取締役社長・弓田修司さんもその想いに共感し、迷わず受け入れ、
吉田さんは三月下旬から流紋焼でろくろを回しはじめました。

産地は違えど、故郷の復興と人々の幸せを願う想いは同じ。

福島県内の二つの窯元が互いに手を取り合い復興をめざす姿を見て心が震えました。

産地の明るい未来を目指して、もっと頑張らなければ!
あらためて気持ちを引き締め、尽力して参ります。

Published On: 2011年5月27日Categories: 会津本郷焼情報

記事のシェアはこちらから!