工房 爽(草春窯) × Ca’onBlueBird

優しい時間
草春窯 工房 爽、美里町内の細い細い路地を抜けて辿り着いた工房。
白磁の作品がお庭の至る所で出迎え、玄関には苔玉がそえられ、優しく心地よい水の音が響く。挨拶も早々に白磁の湯のみに注がれた鮮やかなグリーン。薄く青みがかった白磁。「青」という色合いは時に冷たさ、寒さを感じさせるが、目に飛び込んできた作品達は何故か温かく、チャーミングに静かに語りかけてくる。まるで会津の降り積もる雪の様に・・・本当の温かさや優しさに気づかせてくれた。

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陶房 彩里 × oraho by yamma sangyo

うるはしき會津を色へて
まるで湧きいづる泉のようなターコイズの器から連想したのは、会津の美しい川と湖沼。
そして、それを取りまく豊かな自然。この自然風景を本郷焼と会津木綿でなぞらえ、彩ってみようと考えました。
雪解けして一斉に芽吹く萌黄色の草木たち。桜、石楠花、あやめ、立葵、りんどうといった季節の花々や秋の紅葉。古い町並みに残る瓦屋根や漆喰の白壁。
円盤上にあるのは、うるわしき会津そのもの。その魅力を再発見して下さい。

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Published On: 2010年11月9日Categories: 会津本郷焼情報Tags:

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